ゼンマイ時計
2014年08月05日
この時計は、母の実家の長野の家にあったもの。
あたしたち兄弟は、小学生になる前から夏休みや冬休みに、いつも母の実家の長野の遠山という、かなり田舎に遊びにいっていました。
おじいちゃんと、おばあちゃんには、一度も会ったことがなかったけれど、そこには、母の一番上の兄夫婦が住んでいて、面倒をみてもらってました。
一緒にご飯を食べた居間の時計は何故か昔から、七時五分で止まっていました。
動いた所は一度も見たことがありませんでした。
そんな、私たちの大好きなおじさんと、おばさんも亡くなり、私はこの時計を形見として名古屋にもって来て、兄が修理に出しました。
そして遂に時を刻み始めました!
初めてこの時計が動くところを見て感動。
この時計は喫茶に置くことにしました。
カチカチと音をたてゴーンゴーンと鳴ると、なんだか、大好きなおじちゃんとおばちゃんを近くに感じるのでした。
とっても嬉しい!