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比呂野

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人の物差し

2012年01月22日

それぞれ、人の物差しの価値観は違うという話は聞くし、そんな話も言ったりするけど、今日は身をもって、そんな体験をした。

とんかつで働く16歳の高校生。
声が小さいとよく怒られている、佳代。

負けず嫌いで、笑顔がホントに可愛くて、正直な子。

頑張ってるので、たくさんの事を教えてあげたくて、その中でも
『お客様との会話を大切にする』事を教えてはいるけど、なかなか出来ない。

今だよ、今!

という時も、なかなか会話することが出来ない。

例えば、目の前でお客様が『ご飯、赤だし、キャベツお代わり自由なんだぁ』と呟くとする。

それを聞いたら、『よかったら、お気軽に声かけて下さいね!』『たくさん食べて下さいね』と一言言うだけでもお客様は少し嬉しい気持ちになったり、お代わりを我慢するお客様に気軽にお代わりして頂ける。

そんな、お客様発信の言葉を聞き逃さないようにねと、アドバイスしているが、なかなか会話が出来ない。

そんな中、今日夕方一番に入ってきたお客様に高校生のスタッフが話しかけていた。

スタッフ
『お客様、お隣の珈琲家で待たれてましたよね、お待たせ致しました!』

お客様
『えぇ、なんで知ってるの!?』

スタッフ
『珈琲家と、とんかつ扉一枚で繋がってるんです、さっき珈琲家に行った時に見かけました!』

お客様『そうなのぉ!よくわかったね!』

と、まぁ言ってみれば普通の会話なんですが、これは、16歳のスタッフ佳代にとっては『挑戦』だったわけです。

『なおみさん!!初めて!初めて会話が出来ました!』
と満面な笑みで近寄ってきました!

私は、嬉しくて嬉しくて、泣きそうになりました(笑)

私は『すごいね、佳代!やったね!多分佳代より、私の方が嬉しいよ!』と伝えました。

佳代は『初めてのお使いみたい!緊張した!』と言ってました。

何年もこの仕事をしていると、自分の物差しで人に教えがちだけど、佳代は佳代の物差しがあって『やりたくても出来なかったんだ』と。

それで、終わらせなかったのが、今日の『挑戦』

私も初めての比呂野でお手伝いしたのは確か高校生。

『いらっしゃいませ』がどうしても言えずに、恥ずかしくてお母さんの後ろに隠れていたのを思い出しました。

今日は、そんな嬉しい1日でした。

きっと、佳代は今日の会話を自分の自信に結びつけて、明日から『声』が大きくなるでしょう♪

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